魔法少女まどか☆マギカを観て〈ネタバレ含む〉
まどマギのクライマックスに、キュウべえが鹿目まどかに人類とインキュベーターの歴史を語るシーンがある。
人類の歴史のあらゆる時点で地球外生命体が関わってきたというその説明は、たまにTVで見るオカルト番組で語られることと似ている。
ピラミッドを作る技術の提供などがそうだ。
さらにこのアニメには、暁美ほむらのタイムリープの要素が加わり、複合SFアニメという素晴らしいアニメとなっている。
他にも、親友や親が大切な人を守る気持ち、親友を守りたいと思う気持ち、また子の自立の要素も垣間見える。
絶望する際の人の気持ち、それを包み込む人の優しさが丁寧に描かれる、感情の揺れなしでは観られない作品だ。
そして最終話には、現状が気に入らないならルールそのものを自分の手で変えていけばいい、というメッセージがあった。
再び観て気づいたのだが、ワルプルギスの夜ってほむら?
悲しいシーンも多いが、確実に心打たれる作品なのでぜひ一気見してほしい。