本によって違う微妙な言葉の使い方

コーヒーについての本を読んだ。そして、参考文献に載っているもう一冊のコーヒーに関する本を読んだ。


それで気づいたことがある。ブラックコーヒーについての記述なんだけど、最初の本には、"海外ではブラックとはミルクを入れないコーヒーのことで、無糖か加糖かどうかは関係ない"旨の記述があった。

後に読んだ本には、"海外ではブラックとはミルクを入れないコーヒーのことで、砂糖については言及されないことが多い"旨の記述がしてあった。

前者だけを読むと、海外でのブラックの認識は全て日本のブラックとは違う、と聞こえる。

しかし参考文献である後者は、海外でのブラックの認識の中にも日本と同じ認識のところもあるが、基本的には違う、と聞こえる。

微妙なニュアンスの違いだが、一冊だけ読んでいたら勘違いしていた部分だなと思った。


複数冊の本、特に参考文献を読むことは大切だなと身をもって感じた。