大日本帝国が大東亜戦争を戦った理由
20世紀前半、なぜ日本は欧米列強と戦ったのか?
覚えておくべきキーワードは、"自衛のための戦い"だ。
帝国主義の時代
当時の世界情勢は帝国主義真っ只中。「植民地になる」か「侵略者と闘い独立を死守する」かの2択しかなかった。
日本も例に漏れず、植民地のターゲットだった。
自国を植民地にされないために、日本は富国強兵に努めていた。
日清日露戦争を経て、遼東半島、南朝鮮や南満州鉄道を獲得した。欧米諸国は日本を脅威に感じてくる。
アメリカから南満鉄の共同経営の話を持ちかけられていたが破綻し、アメリカの対日感情を悪化させる要因の1つとなった。
そして、1929年に世界恐慌が発生する。植民地を持っている国は自国を守るためブロック経済圏を構築。
日本は自国で資源を賄えなかったため、中国に侵攻した。
自作自演の南満鉄の線路爆破をリットン調査団が暴き出したこともあり、日本は国際連盟から脱退。
大東亜戦争を戦う
そして1939年、第二次世界大戦が勃発した。当初ドイツが圧勝しており、イギリスはアメリカの助けを求めた。
国民を餓死させるわけにいかない日本は自衛のために戦争を決意。日本はアメリカに先制攻撃した。
そうしてイギリスの同盟国アメリカも含め参戦することになった。
当時、アジアで独立国だったのは日本とタイだけ。
植民地を作り国を強くしなければ逆に植民地にされる、それが帝国主義の時代だ。
こういう厳しい環境の歴史があったことを日本国民は忘れてはいけない。