武器としての書く技術 イケダハヤト

初めての書評記事としてまず書くことを題材にしたこの本を選んだ。

 

この本を読んでの最初の気づきとして、今の時代にはスピード感が大事だということである。今までの自分は完ぺきに書評を書くことが大事だと思いなかなか書評記事を書くことができなかった。YouTuberの樺沢紫苑先生が、書評は自分の気づきを書くのが大事、あらすじはだれが書いても一緒。と言っていたのを聞き、書評を書くハードルが下がり、この本のおかげで書き方のノウハウが学べるなと思った。スピードを第一優先でブログを書いていたら内容の吟味などに時間をかけるのがもったいなくなるのではないか。もちろん時間をかけて考えるべき時もあるのであろうが、何よりタタタッとスピードに乗って書いたら気持ちいいなと今書いてて感じている。

 

次にあらすじを読んでいて気づいたのは、コピー力が大事だと書かれていたところである。ここで思ったのは、以前すごく分厚いコピーライトに関する本を読んでいてそれが役に立つ時が来たなと思った。点と点が繋がったなと思った。また、スピード感のところで繋がったと思ったのが、日頃練習しているタイピングが役に立つ時が来たということだ。1年前の自分はキーボードを見ないとタイプできなかった。しかし今の自分はキーボードを見ずともスラスラと、数字にするなら1分で100文字は悠に打てるようになった。今スピードが頭打ちになってきているので、練習方法を工夫しなければなと思う。3年前くらいにもブログを書いていた時期が2か月ほどあったのだが、その時はパソコンで文字を打つのがストレスでストレスで、すぐ挫折してしまった。今はケータイで文字を打つよりもタイプするのが好きである。先月、移行の訓練でもタイピングの速度を褒められて、皆にお手本を見せてと頼まれたのだが、実際にタイプしてみると手の震えが止まらなくなってしまった。人前で何かをするとなるとすぐに何かしらの症状が出て困る。まぁでも、頼まれたのはすごく嬉しかった。

 

 

目次を見て気になったのが、”同じ語尾が続く”、”完璧主義をやめる”、”下書きをためない”の3つである。

完璧主義をやめるでの気づきは、人はどうせバカなのだから発信するのをためらうな、自分がしっかり考えて紡ぎだした言葉ならそれがその時点の自分の限界、という言葉に対してだ。自分の完璧主義な性格は自分でも気づいている。けれど、言葉を発するのが恥ずかしいと思っていたから、言葉を表に出すのをためらう必要はない、意外とそれを良いと周りが思ってくれることもあるというのは、すごく勇気を貰える言葉だと思った。作者はより多く恥をかくつもりで日々発信しているようだ。ここは見習いたいなと思ったな。

 

 

以上、初の書評で、不完全すぎる文章を見てくれてありがとうございました。

また書き続けて、1年後読み返したときに自分で大笑いしたいと思う。