チックの症状は千差万別です
トゥレット症候群は、チック症が慢性化したものです。具体的に言うと、2つ以上の運動チックと1つ以上の音声チックが1年以上続いているもので、幼少期からその症状があるもののことを言います。
これからチックの症状例を説明していきます。
1.チックの症状は千差万別です
チックは、運動チックと音声チックに分かれます。
運動チックには、咳払い顔をしかめる等が有名ですが、他にも、複雑運動チックといって、ものを触ったり、ジャンプしたりすることもあります。
音声チックには、あっ、うっや、鼻を鳴らしたりするものがあります。その他には、複雑音声チックといって、相手の言った言葉を真似して繰り返したり、思い浮かんだ言葉を繰り返したりすることもあります。
2.実際の症例
実際に僕に今までにあった症状をご紹介します。
音声チック
・何も匂ってないのにクサッと言ってしまう
・豚のような鳴き声をする
・裏声で、ハッと言う
・テレビで言っている言葉を真似する
運動チック
・腕や体をビクッと動かす
・腰を引く
・髪を何回も触る
3.症状を理解したら次は改善
自分の症状がどういうものか理解したら、次はどうしたら症状が出にくくなるのか、どんな場面で症状が出やすくなるのかを考えます。
僕の場合は、好きな事をアウトプットしている時にチックが和らぎます。
また、長時間同じ体勢でいるとチックが増えます。
是非みなさんもチックを知り、一緒にチックと付き合っていきましょう。